貸借対照表を無視して投資をしたら

不動産でマンションが一億円で売れる価値があると考えてみましょう。帳簿上でも一億円で、アパートを総事業費用一億円で建築しましたと。そこで、家賃で入るお金は1000万円というハウスメーカーが言ったとして、それはあくまでも潜在収入のこと。空室の損失やら、運営費というのは入ってなかったりします。必要な経費や空室損失などを引いた純営業利益は減ります。帳簿上は、土地1億円、建物1億円と記載され、土地建物で2億円です。もしも、このエリアが仮に投資家が5%の利回りで不動産を購入するエリアだとして、営業純利益800万円÷5%という計算になり、1億6000万円となって、含み損を抱えることになります。初年度だけで考えるのは危険です。また、そういう説明をするハウスメーカーもあるので、気を付けなくてはいけません。