都心エリアで今話題をさらっている渋谷駅周辺の再開発。これは東急東横線の渋谷駅地下化でできた地上部の整備の一環で進められている一大プロジェクトとなっています。都心で住まいをという人は、やはり利便性を最優先と考えているからではないでしょうか。そんな利便性に一番影響してくるのが、最寄りの駅であり、勤務先に楽に行ける路線と言ってもいいかもしれません。そんなとき注目しておきたいのが、各路線を運行している鉄道会社の今後の動向。冒頭の渋谷駅周辺の再開発などはまさにその一つでしょう。この再開発のきっかけとなった東横線を運行する東急電鉄が2017年時点で公表しているプランについてご紹介しておきましょう。この渋谷駅大改造計画は単に渋谷駅のみならず直近の代官山や南平台周辺の開発をも合わせた大きな計画として進行中若しくは既にほぼ完了している、という状況です。また駅の地下化で渋谷駅再開発のきっかけとなった東横線も当初の渋谷駅~桜木町駅から、桜木町側はみなとみらい線へ、渋谷側も東京メトロ副都心線・西武池袋線へ乗り入れとなり、もともと乗り換え路線の多い渋谷駅ですが増々利便性向上が期待されています。この渋谷駅周辺再開発は、今まで課題となっていた点を一気に解消するプロジェクトとして期待が高まっています。また複数路線をかかえ、沿線には高級マンションを多数展開する不動産会社をグループ内に擁する東急電鉄は、今後ますます楽しみな鉄道路線と言えるかもしれません。